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排気量差1050cc箱根ツーリング

 土曜日のバイト中、ガソリンスタンドでレンタカーのオイル交換をしてもらって待っている間、高校時代、頻繁にツーリングに行っていた仲間、当時モンキーに乗っていた友達に、メールした。「寒くなる前に、一緒に走らないか」と。
 その後、メールが来て、明日、走ることになった。
 中学時代の友達4人でのツーリング。バイクは3台、1人はタンデムである。

 朝6時に地元のコンビニ集合、俺は4時40分には起床した。
 6時少し前に、コンビニに到着。もう誰かいるかな、と思って、ワクワクしていたのだが・・・。一台だけ停まっていたバイクは、誰のだかわからない、オフ車だった。
 待つこと5分、XJR1300に乗る友達(以下XJR乗り)がやってきた。しかしながら元モンキー乗り、今CB1300に乗る友達(以下CB乗り)がやってこない。遅れる、というメールは来た。
 どうやら、タンデムで乗せていく友達(以下、Mrタンデマー)が家から出てこないらしい。ちなみに、Mrタンデマーと、俺の家は、徒歩1分以内、ていうか、裏の裏の家の横みたいな関係。だったら俺の家あたりに集合してもよかったなぁ・・・と思いつつも、コンビニで待つ。
 待つこと30分。Mrタンデマーが、なぜかクルマでやってきた。「あれ? CB乗りは?」といいながら・・・。それよりもMrタンデマーが非常に薄着なのが気になる。俺なんて、もう真冬のジャケット着てるのに。

 7時にコンビニを出発。箱根に行きなれているCB乗りが先頭。CBにMrタンデマーが乗り、ツーリング初心者である俺はセオリーに則り真ん中を、最後尾をXJR乗りが走る。

 140号線を西へ走り、遅い軽トラの後ろを走りつつループ橋を抜け、なおも登る。やがて軽トラは消え、直線のトンネル、XJR乗りがなぜか減速してる・・・どうしたんだろう? と思ったら、その後爆音と共に急接近! どうやらわざと遅れて、加速を楽しみたかった様子。ちなみに、俺以外のバイクはマフラー社外品。
 随分山を登ったところで、バスを先頭にする6台ほどの列に追いつく。遅い、遅すぎる。カーブのたびに、時速15km程度に減速されてはかなわない! 出会いの丘を過ぎた橋、路肩に停まりちょっと休憩。山の上の方はもう紅葉している。
 そろそろ出発するか、というところで、後ろからまたバスがくる。バスの前に出ろ!! と、急いで出発。
 そして、一般道において日本最長の雁坂トンネル。料金所手前で路肩に停まり、お金を、Mrタンデマーに預ける。3台分、一緒に払ってもらうように。560円。

 道の駅みとみで休憩。
 缶コーヒーで温まる。
 先ほど、道路上で邪魔だったバス。バスの中には、中高年のおじさん、おばさんが乗っていたようで、トイレの前が非常に騒がしかった。道路上でも道の駅でも邪魔だ!!

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 今回の参加者の4人。

 次は国道20号線沿いのコンビニで休憩。そこまで先ほどと同じ順番で走った。途中、何台ものバイクとすれ違う。今日は天気もいいし、ライダーも多そうだ、嬉しい。
 その後、休憩しながら、国道137号線、国道138号線と走る。一度渋滞に巻き込まれたが、それ以外は順調だった。

 途中、コンビニ前の縁石に横たわるバイクがあった。よく見れば、ライトもカウルもメチャクチャ!! 見るだけで怖かった。ああならないようにしなくては・・・。近くにサツのクルマが停まっていたので、事故りたて?

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 今回の参加バイクの3台。

 そして、箱根スカイライン。最初は狭かった。なんだこういう道なのかなぁ? と思いつつ走っていたら、ついには前のクルマが停まった。なんだ? なんで?
 路肩にはバイクが3台ほど停まっている。なんだ?
 「事故だと思う」というCB乗りの予想が当たり、事故だった。
 何台かで走っていたらしい、仲間が、交通整理をしていた。相互通行だ。
 事故現場はというと、クルマが一台、その横に、ライダーが一人、倒れていた。どうやらクルマとバイクの衝突か、何か。恐ろしい・・・。
 そこを抜けると、救急車が停まっていて、何やら手を振りながら「この下で事故、ありましたか?」と聞いてきた。「ありましたよ!」と答えながら通過。早く行ってあげて欲しい・・・通報で位置が曖昧だったのかなぁ。
 救急車がいた場所から、道は開けた。これが箱根スカイラインか!! というぐらい、開けた。
 例によって料金所手前で停まり、250円、Mrタンデマーに渡した。
 ここからは、Mrタンデマーは、XJRに乗った。そして、XJRが先頭を行く。その後ろをCB、一番後ろをVTRとなった。

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 富士山をバックに走る。

 大型バイクと一緒に走っていて感じた事がいくつかある。
 まずは、エンジンブレーキが効かないこと。前を走るCBがブレーキランプを点さないのに、俺はブレーキ握らなくちゃ追いついちゃう。
 平坦なら差はあまり感じないが(大型二人も、手加減してくれているのだろうけれど)、登板となると、キツイ。思うに、CBやXJRは5速で軽くアクセルを開けているだけなのだろう、が、VTRは2速、3速に落として8割アクセルを開けてやっと着いていけた。追い越しなども、俺はいちいちギアを落とさなくてついていけなかった。とはいえ、そうすればついていけた。

 一緒に走ったCB乗りもXJR乗りも、原付、中型を経て、大型に乗っている。だから良かったのかな、と思う。VTRもコレぐらいは出せるだろう、というのが、想像しやすいと思うのだ。
 大型にしか乗ったことがない人とのツーリングだと、結構大変なんじゃないかなぁ、と思いつつ、走っていた。

 驚いた事といえば、コンビニ休憩でCB乗りがふと「VTRって、V型エンジンだったんだ、初めて知った」と言っていた事。度肝を抜かれた。知らんかったんかい!!!

 大型と一緒に走っていると、大型がほしくなってくる。
 まあバイクは変えないけど・・・免許は・・・・・・・・。

 箱根スカイラインから、芦ノ湖スカイラインへ。
 すっごく気持ちのいい道だ!!!
 途中、休憩ポイントがいくつかって、そこから見られる風景はそうとう良さそうであったが・・・。XJR乗りは、どんどん進んでいた。俺も、停まって写真を取りたい気持ちもありつつ、停まらず走り続けたい気持ちもあった。
 芦ノ湖スカイライン料金所で、折り返すこととなった。やっぱり、景色は見ておきたい、と。
 と、料金所からハーレーの大群がやってきて・・・。ライダーが、手を振ってくれていた。嬉しくなってこっちも振っていたら、来るバイクみな手を振ってくれる。Mrタンデマーが一生懸命、手を振っていた。
 ライダーって、いいねぇ。

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 それにしても凄い数である。しかも手を振ってくれる。

 それにしても芦ノ湖スカイラインは、ライダーの無法地帯であった。俺たちはツーリング目的で走っているので、前を遅いクルマが走っていても、抜かさず、ついていっていたのだが・・・。
 そんな俺たちもろとも、ぶち抜いていくバイクたち。
 いやもちろん、大いに結構である。
 俺も、その気なら、そうするであろうし。
 それに、多くのバイクが、抜かす時にはちゃんとウィンカーを出すので気持ちが良い。
 またそれが、ニュルの様で良い。
 ニュルでは、後ろのクルマに道を譲る時など、ウィンカーを右に出して避けている(向こうは左側通行である)。抜かす時には左に合図を出したり・・・。それを思い起こさせた。
 思いっきり走れる道があるって、いいな。
 でもまあ、事故が怖いので、俺は全然、攻められなかったが。

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 昼食は、芦ノ湖スカイラインの中にある食堂。
 みんな、大名うどん(山菜、玉子、鶏肉)を食べた。
 そして、ソフトクリーム。
 うどんの麺に関しては「山田うどんみたい」「給食みたい」などの意見が。
 ただ、みな腹が減っていたので、食べている時は無言であった。
 俺は、いつその沈黙を破ろうか、いや、いつまでこの沈黙が続いてくれるかと注意深く伺っていたのだが、ついに食べ始めてから食べ終わるまで、誰も口を開かなかったのである。これは、面白かった。

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 お昼に食べたうどんとアイス。

 もう昼食が3時近かったので、そのまま帰路。
 地図を眺めて決めたルートを、今度はなんと、俺が先頭で行く。
 箱根スカイラインと芦ノ湖スカイラインの間にある道から、芦ノ湖の北をとおり、138号線に出るルートなのだが・・・。
 途中に料金所があったので、例によって停まった。
 するとそこは、右を下にして傾いており・・・。
 スタンドを出して左に倒したから、大丈夫だろうと、左に下りて油断したら・・・右にVTRが倒れてしまった!!
 左から必死に支えていた俺は、倒れ行くVTRに成す術もなく、VTRをまたぐようにして右側に移動していた。
 CB乗りが助けてくれて、一緒に起こした。
 XJR乗りが、吹っ飛んだタンクバックを拾ってくれた。
 そして、料金所は、営業を終了していた。
 何のためにこけたのさ。

PICT0161.jpg
 立ちゴケ現場です。

 何時に帰れるのだろう? という疑問を胸に抱きながらも、岐路をたどる。
 途中、暴走族に囲まれたりしながらも、順調に走った。
 コンビニ休憩で、俺は先頭の座を、再びCBに譲った。
 そして給油。

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 夕暮れの富士急。

 河口湖を過ぎたコンビニ休憩で、ちょうど夕暮れだった。休憩している間に、光はなくなった。
 そこで缶コーヒーと肉まんを食いながら、140号沿いのラーメン屋に寄っていこう、ということになった。ちょうどいい場所、ちょうどいい時間になりそうだ。
 河口湖には、なぜか何度か来ている俺だったので、ここまで戻ってこられて、ほっとしていた。まあ今日中には帰れることは、間違いないなと。

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 夕暮れの河口湖沿い。

 まあ休日は、遊ぶためにあるのだ。明日が月曜日だろうと、関係ない!
 若いのだから、休日は遊ばなくちゃねぇ。
 なんて、「ハーバーランドでつかまえて」を久々にプレイしてから思っていたのであった。

 140号線沿いのラーメン屋、今日の気分は塩ラーメン。
 Mrタンデマーが、店員が、宮里藍に似ているというのでよーく見てみたら、確かに。もうちょっと黒ければ・・・。
 寒かったから・・・ラーメンがおいしい!!

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 塩ネギチャーシュー。

 後は帰るだけ!!
 と思ったが、最後のシメに、道の駅みとみに寄る。
 その、少し手前で。
 パトカーが、斜めに止まっていた。
 なんだ? と思いながら、対向車線にはみ出しながら抜かそうとしたら・・・・・・・・・・。
 赤い肉片が、散らばっていた。
 道を覆いつくすように、肉片、そして、血が・・・・・。
 ま・・・・・・・・まm、まさか、人間のじゃ・・・・・・・・・。
 一気に血の気が引く思いをした。
 もう既に、タイヤはそこを通過していた。
 なんだか得体の知れない、内臓だろうか、なんだろうか、とにかく、肉片が・・・・・・。
 食後なのに・・・・・。
 その正体は、「・・・イノシシ?」他の3人が言うには「熊じゃねえかさぁ」。確かにイノシシにしては大きすぎた。「熊に当たっちゃ、バイクだったらこっちがヤバイよなぁ」
 などと話しながら、みとみで、缶コーヒーを飲んでいた。
 「あれ、この缶コーヒーのCM、キムタクだっけ」「違う違う、それは・・・」「反町の?」「ひきたてかー!」「ひきたてかー、って、あの熊?」
 挽きたてのコーヒー、轢きたての熊。
 笑っていた。
 熊には申し訳ないが。
 とはいえ、本心、熊でよかったのである。
 あれが人間だったら・・・・・・・・・・。
 今頃PTSDである。
 心的外傷後ストレス障害である。
 もうあの道は通れない。
 下手すりゃバイクに乗れない。クルマもいやかも。

 最後に集合写真を撮った。
 写真を撮り終わって、出発の準備をしていた時。
 「あ! そうだ! 俺、みんながヘルメ被ってる状態で写真取りたいなぁ、って思ったんだ」といったら、皆、協力してくれた。
 そして撮影したのがこの写真である。
 ジャケット着て、ヘルメかぶって、その姿が、なんだかカッコよかったから。

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 みんなカッコいい!!!!!

 夜の140号線は空いていて、時速80kmぐらいでグイグイ登れて、トンネル内も時速80km。
 ただ140号線は、大滝になるとクネクネしていて走りにくい。暗いと、余計に。
 140号線をそれて、我が町へ帰って来た。
 交差点で、CBと別れる。
 VTRとXJRは、ガソリンスタンドへ。XJRと、そこで別れた。
 帰宅は9時30分過ぎ。
 楽しかった・・・・・。
 やっぱり、マスもいいなぁ。
 休憩時の話題も尽きない。中学の頃の事や、今度の、成人式の事。
 みな「次の乗るバイク」を考えている。俺はもうVTRを買ったから、VTRに乗っている間は、他のバイクのことなんて考えたらいけないんじゃないか、なんて思っていたが、よく考えてみたら、俺はジョルカブに乗りながら次に乗るバイクに夢を見ていたんだった。
 最高のバイクにめぐり合えて、何年も何十年も乗り続ける人もいるだろう。
 しかし、そうなかなか簡単に、最高のバイクには出会えないようで。
 次に乗るバイクを夢見つつ、今乗るバイクを楽しむ。
 次はZRXかなぁ、なんて俺は思う。
 VTRに乗ってわかったことは、俺は目立ちたがり屋だということ。地味なバイク、地味な色じゃ、なんだか満たされない・・・。
 ライムグリーンのZRXに社外マフラー、燃費なんてどうでもいい!
 VTRの反動か、次はそんな感じがいいかなぁ、なんて思ったり。
 しかしながら、こうした排気量の差のあるツーリングもこなしてくれるVTR。しかも燃費はダントツの30! CBは12だそうだ。でもまあ、あのパワー、あの音だもんなぁ。それはそれで、納得できる12だろう。
 俺もVTRのマフラー変えようかな。とりあえずハンドルは変えようかな。アップハンに。なんて考えているところである。

 やっぱり、モンキー乗りと走るのは楽しい。
 かつてのTZR乗りは、バイクを売ってしまったそうだが、また買おうとしているらしい。また3人で走れたらいいな、と思う。
 何の話かって?
 "3人"の過去は、「ジョルカブで行こう ツーリングレポート」を読んで頂きたい。「脱・一人旅、そして、最後のN.S.T.」「二人じゃないといけない場所へ、TZRと共に」を経て、「1都2県にまたがって、合計150CCの旅 」で初めて3人一緒に走り、以後、この3人でツーリングをすることが楽しくて楽しくて仕方のない高校時代に突入したのである。
 しかし「ついに一都六県制覇! 関東平野を行く! ここは千葉な野田ツーリング」はソロ。排気量差から、一緒に走らなくなった。意見の違いから、仲も悪くなった。
 そんな経緯があったわけである。
 あの頃言われた事を思い出せば、やっぱりムカつく気もするけれど。
 やっぱり3人でまた走りたい、という気持ちが強い。
 今回のツーリングは、その第一歩になったかな、と思っている。
 ためしに、続きを読む・・・を使わないで全文表に出してみるww

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3件のコメント

[C377]

ツーレポってやっぱ面白いね。
最後まで読ませてもらいました。

事故って倒れてたライダーは生きてた?
(いやぁこないだ死人見たのでPTSD度合高いんです。血もだら〜〜だったし)
箱根は事故おおいんですかねぇ。

Vツインは大体、どの車種も比較的燃費良いんですよね。
SV650に乗ってたときも、燃費は23km/l出てましたから。
TL1000Sは14km/lらしいです。
僕のVTR1000Fは16km/lですね。

僕はツーリングで一番遅くなった帰宅時刻は22時半だったかな。
中央道で渋滞にはまったときにSAで21時半までぐだぐだしてたよ。

[C378] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

[C379]

>ようさん
読んでいただき、ありがとうございます!
私も他の人のツーレポ読むの好きです。
そして無性にどこかに行きたくなります!

倒れていたライダーは生きていたと思います。周りの反応が、死んでいる感じではなかったし、痛そうにしていたので・・・。
死人みたらPTSDですねorz
箱根はバイクの数も多いし、攻める人も多いので、事故が多くても納得できる気がします。

Vツインの燃費のよさはありがたいですよね♪
650ccありながら23km/lは立派ですよね、さすがV!
それを考えると次もVがいいかなぁ、プラグ交換も安いしw

帰りが遅くなると、この時期は寒くて嫌ですね。
でもまあ、そのひのうちに帰れればいいかと・・・w
渋滞の時は、休むが一番、ですかね。

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ゆうき

Author:ゆうき
大学生。21歳。埼玉県。男。
所属:OMDNC、中身還暦ーズ、DTK、夜景撮影研究会。

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