今度の日曜日、マツダレンタカーでアクセラ1.5を借りる事になった。昨日、「マニュアルはありますか?」と聞いてみたら、随分と時間をかけて取り寄せなどをしてくれたらしく、好感が持てたので、ATでもいいからマツダレンタカーで借りることにした。値段やなんかを考慮して、アクセラスポーツ2.0がよかったのだが、アクセラ1.5しかないとの事。じゃあ、デミオでいいかな、と思ったが、対応してくれた店員さんの「デミオと比べると、走りが全然違いますよ」という言葉に押されたのであった。
そんなこともあって、ふと思いついて、今まで借りたレンタカーについて、書いてみたいと思う。

私が初めて借りたレンタカーは、プリウスである。
2005年の夏だった。夏といっても小学生たちの夏休みは終わった9月の上旬。夏の間だけアルバイトをしていた私は、稼いだお金を豪勢に告ぎ込んで、憬れの地である餘部鉄橋へ行く事を思いついた。時間とお金の配分を考えた結果、往復京都までの移動に夜行バスを使い、京都からはレンタカー、ホテル宿泊は一泊となった。
予約はインターネットから行った。トヨタレンタリースのウェブサイトを見ると、今日と駅周辺には二つの営業所がある。どちらがいいのか、わからなかった。(今は営業所が移動し、新しい店舗を構えたらしい)
初めてのことだったからわからないことだらけだった。
朝8時からの予約、夜行バスはもっと早く京都へつき、お店の前でうろうろしながら開店を待った。路面が濡れていたのは、通過した台風の跡だった。
お店が開くと、荷物を抱えながら店内へ。
支払いは現金で、そのための身分証明書には学生証を使った。
必要もないのに「もらえるものは貰っておこう」と思い、「領収書は必要ですか?」と言われ「はい」と答えてしまった。宛先(?)を聞かれ大いに困ったが大学の名前にしておいた。
手続きが終わると、エスティマに乗ってプリウスが待つ駐車場まで移動した。駐車場と言うよりはそこも営業所なのであるが。
戻ってきたら、何の手続きもなしに帰っていいらしい。
プリウスの周りを一巡りしキズをチェック、それから操作説明をしてもらった。すると、店員はいなくなった。
あれ・・・これでいいの? もういいの?
初心者マークも貼ってないのに・・・。
一人取り残された私は、初心者マークを貼り付け、とりあえず、京都に街に出たのであった。
京都で迷い、なんとか高速道路へ乗り込んだ。予定より1時間もロスしてしまった。だが、高速道路へ乗ってしまえば後はひたすらカーナビにしたがって走るだけ。
途中のPAでハイウェイカード1万円分を買う。
プリウスの走りはといえば、高速道路でもアクセルを踏んだだけ反応してくれて、気持ちの良いものだった。時速120km巡航、最高速チャレンジは時速140kmまで試したが、音も静かで不安がない。
高速道路を降りると、ひたすらに一般道路走行となった。
そこで感じたのが、時速20〜40kmで、加速が鈍いということ。
アクセルを一定に踏み続けていると、低速からのトルクフルな加速がいったん途切れ、もう一踏みしてやらないと前のクルマに追いつけない。
それでも、モーターとエンジンの組み合わせによる走りは、意外にも、スポーティー。
餘部鉄橋の手前にあった峠では、その性能を活かしてキビキビ走ることができた。追い越しも非常に楽である。踏み込めば、エンジン音の高鳴りと、モーターによる瞬時の出力で満足の力が得られる。
振り回しやすく、ロールも少ない。
そして、「B」モードの積極的利用が、さらにスポーティな気分にさせてくれる。これは、いわゆるエンジンブレーキを効かせるモードだが、そこはプリウス、もちろんブレーキを効かせるのはエンジンではなくモーター。電車で言うところの、回生ブレーキが使えるのだ。
もっとも、フットブレーキを使ってもプリウスは回生ブレーキを用いて減速してくれるのであるが、Bモードを使えばブレーキランプを点灯させる事はないし(ブレーキランプを点灯させる=運転が下手、だと思っていた)、フットブレーキと違い、一定の減速力が得られるので面白かった。
ハンドルに取り付けられたいくつかのボタンも、使いやすい。ハンドルから手を離さずに、オーディオのボリューム、エアコンの温度を調節したり、カーナビの画面を変更できた。
電気で走っているのか、ガソリンで走っているのか・・・を知るインフォ画面とカーナビ画面を良く使ったが、この二つの切り替えもハンドルで行えた。
プリウスと共に走り、餘部鉄橋を見て、翌日には琵琶湖湖畔を走った。走る、停まる、曲がる、ということにたいし、私の欲求に答えてくれた。

そして最後に驚いたのが、燃費である。
二日間で約700km走ったのだが、30リットルも入らないのだ。用意しておいた5000円札を引っ込めたのを覚えている。
本当に、リッター25km走る!
あんなに無茶な運転をしていた割に、本当にいい燃費だった。
このプリウスの初体験を機に、今まで縁のなかったレンタカーという世界に触れていくことになるのであった。
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